ケタミン療法

ケタミン療法とは?

ケタミン療法は、ケタミンという薬剤を低用量で点滴投与することで、従来の薬物治療では改善しない難治性うつ病、PTSD等に対して即効性のある改善効果が期待できる治療として注目されています。

また、痛みの治療としても有効であり、癌性疼痛の緩和等にも利用されています。

ケタミン療法

ケタミン療法の課題

ケタミン療法は、高用量・長期使用による依存性や中毒性の観点から、高い倫理観を持つ精神科医師の元、慎重に行われるべき治療方法です。また、呼吸抑制や循環動体の変動を伴う薬剤であるため、安全に実施するうえで麻酔管理に精通した医師が実施すべき治療方法でもあります。

上記の観点から、ケタミン療法は非常に優れた治療方法ですが、どの医療機関でも容易く実施が可能な治療ではありません。

当院の強み

当院の院長は、麻酔科と精神科の2つの領域において、それぞれの専門医資格を取得した肩書きを持つ医師であることからケタミン療法の実施が可能です。

Applicable diseases

適応疾患

難治性うつ病

PTSD

癌性疼痛

精神・身体的苦痛の緩和

Price

ご料金

Details

施術の詳細

施術名 ケタミン療法
試行回数
週1~2回の頻度で計6回まで実施。その後は月1回
施術時間
40分~1時間程度/1回
頻度
治療プロトコールに従う

Main side effects and risks

主な副作用とリスク

自費診療では別途、診察料を5,000円(税別)頂戴いたします。ただし、合計5,000円以上の施術料金で診察料が無料となります。

ケタミン投与直後の副作用としては、軽度の眠気、吐き気、血圧上昇などがあります。通常は1~2時間程度で治まります。

点滴中はバイタルサインをモニタリングし、吐き気を予防するための薬を投与します。まれな副作用としては、鮮明な夢や興奮などがありますが、これらは投与量を調整することでコントロールできます。

投与後も眠気やふらつきが持続することがありますので、お車の運転や高所作業等は不可となります。

ケタミン療法(うつ病やPTSDの治療)に使用される低用量・低頻度のケタミン投与が依存や中毒につながるというエビデンスはありません。しかし、高用量もしくは長期間で継続した場合、副作用として下記のような事項が挙げられます。

そのため、当院では治療契約の元、厳格な治療プロトコールに基づく診療を心がけております。

 

① 依存性(乱用・耐性形成)
ケタミンはNMDA受容体拮抗薬であり報酬系に影響を与えるため、心理的依存が形成される可能性があります。

② 精神症状
・解離(身体感覚の喪失、自己の存在の希薄化)
・幻覚・妄想・錯乱
情緒不安定、攻撃性の増加
※特に統合失調症の既往がある人では、リスクが高まるため使用禁忌とされています。

③ 膀胱障害(ケタミン膀胱症)
慢性的な乱用により、排尿障害・膀胱炎・膀胱収縮障害などが生じることがあります。

④ 認知機能低下(慢性使用時)
海馬機能への影響により、記憶力や注意力の低下が報告されています。

点滴による一般的な合併症として、内出血、血管外漏出、静脈炎、迷走神経反射、非常に稀なものとして感染、抹消神経障害等があります。

FAQ

よくあるご質問

自費診療では別途、診察料を5,000円(税別)頂戴いたします。ただし、合計5,000円以上の施術料金で診察料が無料となります。

ケタミン療法の効果は、症状の重症度、その他の治療との兼ね合い、ストレス状況等に応じて個人差がありますが、数日~数ヶ月間程度効果が持続します。

下記に該当する場合、当院でのケタミン療法の実施不可となります。

・統合失調症等の幻覚や妄想といった症状がある方
・解離性障害の既往のある方
・治療に協力的でない方
・暴言や粗暴性のある方
・希望通りの回数や頻度、量を求めようとする方
・麻薬や覚せい剤依存が疑われる方
・興味本位で実施希望の方
・暴力団関係者及びそれに準ずる反社会的組織の構成員
・その他、医師が実施不可と判断した方

実施後に上記事項に該当することが判明した場合もその後の施術はお受けできません。
求めに応じない場合は、当院の顧問弁護士と協議の上、厳正に対応いたします。

<顧問弁護士>
弁護士  神谷 将史
【役職等】
第二東京弁護士会民事介入暴力対策委員会委員
第二東京弁護士会倒産法研究会会員
第二東京弁護士会スポーツ法政策研究会会員
東京地方裁判所破産管財人
公益財団法人暴力団追放運動推進都民センター暴力追放相談委員

週1~2回の頻度で合計6回実施します。その後は月1回の頻度で実施が可能です。

4 時間前から食事を控えてください。(2 時間前までは、水やお茶は飲水可です)

Flow

診療の流れ

  • 予約

    WEBもしくはLINEから予約、当日予約も可能

  • 問診

    本人情報のご登録・問診記入

  • 受付

    来院受付

  • 診察

    診察・同意・施術

  • 会計

    自動決済ですぐ帰宅

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