腸内フローラ移植(Fecal Microbiota Transplantation: FMT)は、腸内フローラのバランスを整えるために、腸管内へ直接、健常な組成で作られた腸内細菌フローラを移植する治療のことです。
私たちの腸内には、100兆個以上の腸内細菌が絶えず世代交代をしながら生きています。これらの腸内細菌を腸内フローラと呼びます。
近年の研究で、腸内フローラのバランスが私たちの健康や病気の発症に密接に関わっていることが明らかとなってきました。その中でも、健康な人の腸内フローラを腸管内へ移植することで、様々な不調を改善させる治療「FMT」が非常に注目されています。
しかし、従来のFMT法は抗生剤の前処置による副作用や大腸カメラによる侵襲が問題でした。
その点を克服したのが当院の採用する方法です。当院で実施できる新しいFMT法は、抗生剤の前処置や大腸カメラを使用しない為、移植時の痛みや副作用がほとんどなく、負担の軽い方法で行うことが可能です。
非常に新しい治療方法ですが、特に自閉症スペクトラム障害の症状改善において優位な効果を示す可能性が報告されております。
当院は、一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会に所属する医療機関であり、FMT治療の最新の知見をアップデートしつつ日々臨床にあたっております。是非一度ご相談ください。
・追加移植(7回目以降、1回の追加ごとに):110,000円(税込)
・追加移植(4・5・6回目、1回の追加ごとに):247,500円(税込)
・追加移植(7回目以降、1回の追加ごとに):110,000円(税込)
通常、他者の糞便を腸管内に移植するだけでは生着しないと考えられています。しかし、当院の方法は、腸内細菌(叢)の移植においては、NanoGAS®水の微細な泡の特性を利用することで、本来ならIgA(免疫グロブリンA)等の自己免疫機能に阻まれてうまく棲み着くことができない、とされていた他人の腸内細菌を効果的に定着させることが実現しました。
通常、他者の糞便を腸管内に移植するだけでは生着しないと考えられています。しかし、当院の方法は、腸内細菌(叢)の移植においては、NanoGAS®水の微細な泡の特性を利用することで、本来ならIgA(免疫グロブリンA)等の自己免疫機能に阻まれてうまく棲み着くことができない、とされていた他人の腸内細菌を効果的に定着させることが実現しました。
チューブの挿肛時に座薬を入れるような程度の刺激がありますが、痛みはございません。
菌体成分を移植するだけですので、重大な副作用の報告はございません。小さなお子さんでも実施できます。
事前にカウンセリングをお受けいただく必要が御座います。(30分:8,800円)なお、施術実施の際は、カウンセリング費用を差し引きます。