GLP-1ダイエットの危険性は?効果や副作用、痩せないケースも紹介

PR2025.2.26
GLP-1(受容体作動薬)ダイエットとは?

医療の力を借りて、理想の身体に近づけるGLP-1ダイエット。しかし「GLP-1ダイエットは危険じゃない?」「副作用はないの?」と不安に思う人も多いのではないでしょうか。

GLP-1ダイエットは体型に作用する薬なので、誤った使い方をすると悪影響が出る可能性があります。この記事では、GLP-1の危険性や注意点を解説しますぜひこの記事を参考にして、自分に合ったダイエット方法なのかどうか確認してみましょう。

目次

GLP-1ダイエットとは

そもそもGLP-1とは、人の体内に存在しているホルモンの一種です。GLP-1は腸から出て、主にインスリン分泌を促す働きをします。インスリン分泌が促されると血糖値が下がるのです。GLP-1ダイエットに使われる「GLP-1受容体作動薬」は、体の外からこのGLP-1を補うお薬です。

また、血糖値を下げる効果に加えて、脳や胃腸にアプローチして、食欲を抑える作用もあります。これにより、痩せやすくしたり体重を減らしたりする効果が期待できるのです。

なぜ痩せる?GLP-1のメカニズム

GLP-1は複数の臓器に働きかけて、痩せやすい身体に近づけます。ここからは、GLP-1が作用するメカニズムを詳しく見てみましょう。

①食欲を抑制する作用がある

GLP-1は、脳に働きかけて食欲を抑制してくれます。視床下部に食欲抑制のシグナルを送り、満腹感を得やすくするのです。これにより、食べ過ぎを防ぎ、体重減少をサポートします。

②胃腸の働きが緩やかになり満腹感が持続

GLP-1受容体作動薬は胃腸の消化を遅らせます。内容物が胃に滞留するため、満足感が持続しやすくなります。

③内臓脂肪の燃焼を促す

褐色脂肪細胞(脂肪を分解して熱を産生する脂肪細胞)を活性化させ、脂肪分解を促進します。これにより基礎代謝が上がり、痩せやすい体質に近づくのです。

どのくらい痩せる?GLP-1ダイエットの効果(ノボノルディスク社の大規模試験)

ノボノルディスクが開発したGLP-1受容体作動薬「セマグルチド」を使った臨床試験では体重減少が認められています。

この実験では、生活習慣の介入と併せてセマグルチド2.4mgを投与した治療群とプラセボ群を用意し、それぞれの体重の推移を比較。その結果、68週間の試験期間を通じて、2.4mgの投与による継続治療群では合計17.45%の体重減少が確認されました。

試験期間68週間
対象肥満の成人
GLP-1受動態

有効薬

セマグルチド

2.4mgを週1回投与

結果体重減少:17.4%

プラセボ群では6.9%の増加

考察運動や食事など生活習慣を見直すことで、より効果的な体重減少ができる

※効果には個人差があります

参考:68週間の臨床試験でセマグルチド2.4 mgを投与された肥満の成人において有意な体重減少を達成かつ維持|ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

GLP-1ダイエットで痩せない理由

「GLP-1ダイエットを行ってもいまいち効果を実感できない」という人もいるでしょう。考えられる理由は主に以下の3つです。

食べ過ぎている

GLP-1ダイエットは、食欲を抑えて食事量を自然に減らすことで、痩せやすい身体に近づけるものです。もしカロリーオーバーしてしまえば、今の体重よりも増えてしまう可能性があります。

特に、脂質や糖バランスの取れた食事を意識し、適度にカロリーコントロールを行うことが重要です。

まったく運動をしていない

GLP-1ダイエットは、食欲を抑えることで摂取カロリーを減らすことができますが、消費カロリーが少ないと、体重が減らない場合があります。特に、デスクワーク中心で日常的に歩く機会が少ない人や、筋力が下がって基礎代謝が落ちている人は効果を感じにくいでしょう。

リベルサスの効果を最大化するためには、ウォーキングや軽い筋トレを取り入れ、基礎代謝を上げることが大切です。運動を取り入れることで、脂肪燃焼が促進され、より効果的に体重を減らすことができます。

そもそも太っていない

GLP-1ダイエットは、肥満や体重過多の人向けの治療法であり、標準体重に近い人や痩せ型の人には、劇的な体重減少が見られない場合があります。また、体重の増減は大きくなくても、脂肪の減少や体型の変化として現れる場合もあります。

飲み薬と注射薬はどっちが良い?メリットデメリットを比較

GLP-1ダイエットで使う薬剤には、「飲み薬」と「注射薬」の2つのタイプがあります。

飲み薬
錠剤
注射薬
自己注射
種類リベルサスオゼンピック
サクセンダ
使用頻度毎日服用オゼンピック:週1回
サクセンダ:毎日
効果注射薬よりやや弱め高い効果が得られる
使いやすさ水と一緒に服用
30分飲食NG
自己注射が必要
価格比較的安いが長期使用が前提飲み薬より高額(月2~10万)
向いている人注射に抵抗がある人/じっくり効果を得たい人より確実に効果を得たい人

①飲み薬の特徴と服用方法

錠剤

GLP-1ダイエットにおいて、飲み薬は「リベルサス」しかありません。リベルサスは、日本で二型糖尿病の治療薬として厚生労働省に認可されています。

服用方法

1日のうちの最初の食事または飲水の前に、約120mL以下の水で服用します。1日1回3mgから投薬を開始し、4週間後に、1日1回7mgに増量することが多いです。効果が不十分な場合、1日1回14mgに増量することができます。

②注射薬の特徴と使い方

自己注射

GLP-1の注射薬には「オゼンピック」「サクセンダ」などがあります。ペン型の注射薬で、先端に細い針がついているのが特徴です。この針を肌に刺し、GLP-1を体内に入れます。自分で注射するため、最初は抵抗感を覚えるかもしれません。しかし、先端の針は髪の毛くらいの極薄針で、痛みに配慮されています。

注射薬の使い方

針の先から薬液が出ていることを確認し、指示されている量にダイヤルを回してセットします。お腹や太もも、上腕いずれかのに真っ直ぐ針を刺しましょう。ボタンを押したままゆっくり6秒数えてから抜き、注射針を取り外します。

やばいって噂は本当?GLP-1ダイエットの危険性

GLP-1ダイエットは、体重を減少させる作用のある薬です。そのため、リスクをゼロにすることはできません。事前にどのような副作用があるのか把握しておきましょう。

副作用が起こる可能性がある!

吐き気・便秘・下痢

GLP-1ダイエットでは、腸の動きを遅くする作用があるため、服用すると初期に吐き気、便秘、下痢といった消化器系の副作用が現れることがあります。症状が続く場合は食事の内容を見直し、少しずつ食べるようにしましょう。

また、便秘を防ぐためには、水分をしっかり摂り、食物繊維を意識して摂取することが重要です。 下痢がひどい場合は、脱水症状にならないよう注意し、症状が続くなら医師に相談しましょう。

お腹が張る

胃腸の動きを遅くすることで食事が長く胃に留まります。これによって満腹感は持続するものの、お腹の張りを感じることがあります。 対策としては、よく噛んで食べて、食事を少しずつ摂る、適度に運動することが効果的です。 もしお腹の張りが長くなる場合は、食生活を調整しながら様子を見て、改善しない場合は医師に相談しましょう。

低血糖の症状

GLP-1ダイエットは、インスリンの分泌を促進して血糖値を安定させる作用がありますが、まれに低血糖を引き起こすリスクがあります。低血糖症状には、脱力感や強い空腹感、冷や汗、動悸などがあります。

普段から無理な食事制限は避け、適度に炭水化物を摂取することが大切です。もし低血糖症状が現れたら、砂糖など糖質を含む食品をとってください。

日本でダイエット目的での使用は承認されていない!

GLP-1ダイエットで使われる医薬品の中には、治療薬として厚生労働省に承認されているものの、肥満治療目的の処方については認められていないものもあります。

安全性や有効性が確認されていない

GLP-1ダイエットで使われる医薬品の多くは、糖尿病の治療を目的としています。現在国内で「肥満治療」の効能・効果で承認されている、GLP-1製剤はありません。厚生労働省は、GLP-1を美容目的に使うことは危険であると警告を出しています。万が一、GLP-1をダイエット目的に使い、副作用が出たとしても自己責任です。

国が承認している医薬品を適正に使ったにも関わらず、副作用が出た場合は医療費や年金などの給付が行われます。しかし、ダイエット目的の場合、適正に使用したとは認められず、これらの救済制度は利用できません。

個人輸入や偽造品のリスク

GLP-1は個人輸入で手に入れることもできます。しかし、自己判断でGLP-1を服用することはおすすめできません。医師に飲み方を相談できないため、適切に使用することが難しいためです。

また、GLP-1の需要の多さから流通量も多く、正規品が手に入らない場合もあります。偽造薬の可能性があるため、注意が必要でしょう。さらに、用法用量は外国語で書かれているため、正確に使い方を把握することは困難です。万が一副作用が出ても医師や薬剤師は対処方法が分からないため、適切な治療を施せない場合もあるでしょう。

GLP-1ダイエットをしてはいけない人

・18歳以下または70歳以上の高齢者
小児などには臨床試験が実施されていません。また、高齢者は生理機能が低下していることが多いため、状態を見ながら慎重に投与することもあります。

・妊娠・授乳中、妊娠の可能性がある方
妊娠中の場合、動物実験では臨床用量に相当する用量またはそれを下回る用量で、胎児への悪影響が認められています。もし糖尿病を治療する場合、インスリン注射で対応することが一般的です。

・肝機能障害のある方
肝臓に負担がかかる場合があり、肝臓の損傷リスクを高める危険性があります。

・重度の腎機能障害のある方
下痢、嘔吐から脱水を続発し、急性腎障害にいたる危険性があります。

・膵炎、胆石症
食欲低下や嘔吐による脱水が急性膵炎を発生させる恐れがあります。また、胆石症や胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸が現れる場合があるため、腹痛等の腹部症状がみられた場合には、医師による原因精査が必要です。

・腹部手術、腸閉塞の既往歴
大きな腹部手術や腸閉塞になったことがある方は、腸閉塞を起こす危険性があります。

・甲状腺疾患
甲状腺腫瘍のリスクを増加させる可能性があります。

・摂食障害
摂食障害の場合低血糖を引き起こす危険性があります。

・精神病のある方
精神病がある患者がリベルサスを使用する場合、精神科医と相談して適切な治療を受けることが重要です。

・多発性内分泌腫瘍症二型
多発性内分泌腫瘍症二型とは、複数の内分泌腺に腫瘍が発生する遺伝性疾患です。事前に医師に申告し、リベルサスを服用できるか相談しましょう。

・痩せすぎている方(BMI18.5未満)
日本肥満学会の基準ではBMI18.5未満は「痩せ型」です。

・低血糖のおそれがある方
低血糖は、血液中の糖分が低下した状態です。低血糖の対策として、砂糖入りの飲料やキャンディなどを携帯することなどが挙げられます。

GLP-1ダイエットに対する
厚生労働省や関連団体の見解

厚生労働省:GLP-1ダイエットを認めていない

厚生労働省は、GLP-1が適応外で使用された場合の安全性及び有効性は確認されていないこと、限定出荷が生じていることなどを指摘しています。GLP-1は二型糖尿病の治療を目的とした医薬品ですが、多くの場面で美容や痩身を目的に使用されています。思わぬ副作用による健康被害につながる恐れがあるため、注意が必要です。

また、供給を上回る需要が増加している影響により、一部のGLP-1製剤において限定出荷が生じています。これにより、二型糖尿病を治療中の方に薬が届かない恐れがあることにも言及しています。

日本糖尿病学会:美容目的の使用は推奨していない

日本糖尿病学会も、美容目的の使用は推奨していない見解を示しています。上記の厚生労働省の事務連絡について触れた後、不適切な薬物療法によって患者さんの健康を脅かす危険性を理解したうえで、誤解を招きかねない不適切な広告表示に注意し、薬剤の適正な処方をするよう呼びかけています。

さらに、特に日本糖尿病学会専門医による不適切な薬剤使用の推奨は、糖尿病専門医に対する国民の信頼を毀損するものであり、日本糖尿病学会として認められるものでないことを警告しています。

日本医師会:医の倫理に反すると否定

日本医師会は、一部のクリニックが自由診療としてGLP-1ダイエットを提供している実態に対し『健康な方が医薬品を使用することのリスク及び医薬品適正使用の観点からも、このような行為を禁止すべきである』と主張しました。さらに『リスクがあるとしてもなお、治療が必要で効果が期待される方に対して投与されるべきであり、国民の健康を守るべき医師が、治療の目的を外れた使い方をすることは”医の倫理”にも反する』と苦言を呈しています。

【結論】リスクを理解した上で、自己責任で行う!

このように一部の団体からは、GLP-1ダイエットについて否定的な意見が出ています。しかし、GLP-1ダイエットは、痩せたいと願う人にとっては魅力的なお薬でしょう。リスクやデメリットをきちんと把握したうえで、服用するかどうか検討することが大切です。

GLP-1ダイエットは保険適用になる?

GLP-1ダイエットには保険は適用されず、すべて自由診療です。ただし、2型糖尿病や脂質異常等の疾患と診断された場合は、保険で治療を受けられます。BMI25以上や食事療法、運動療法を行っても十分な効果が得られないことなど、さまざまな条件があるため、詳細はクリニックに確認を取りましょう。

GLP-1の処方目的保険適用の有無
2型糖尿病治療などの疾患〇保険適用
保険適用可
ダイエット目的✖保険適用外
保険適用不可

GLP-1の3つの購入方法と相場!安く正規品を入手したいならオンラインがおすすめ

GLP-1ダイエットには「クリニックへ直接来院して処方してもらう」「オンラインクリニックを受診して処方してもらう」「個人輸入」の3つの手段があります。

購入方法特徴価格の相場メリットデメリット
クリニックへ直接来院医師と対面で診察・処方される1ヵ月5万~10万直接医師に相談できる/その場で処方される予約が必要
オンラインクリニックオンライン診療で処方/自宅へ郵送1ヵ月1万~8万円通院不要/自宅で受け取れる/価格が安い初診は対面診療が必要な場合あり
個人輸入海外サイトで購入1ヵ月2万~5万円医師の診察が不要/手軽偽造品/品質不明/副作用リスク

クリニックに直接来院

クリニックに直接来院してGLP-1を処方してもらう方法です。当日に医師に診察してもらい、お薬まで受け取れます。すぐにでも医療ダイエットを始めたい人に向いています。

ただし、近くに医療ダイエットに対応しているクリニックがないと、来院が面倒と感じてしまう場合もあるでしょう。また、周囲の人に通院しているところを見られるのに抵抗がある人は、他の方法を選択したほうがいいかもしれません。

オンラインクリニックを受診

アプリなどを使いオンラインで診察を受け、後日薬を自宅に郵送してもらう方法です。クリニックによっては夜遅くまで診察できるところもあるため、日中にクリニックに行けない人に向いています。また、周囲に見られることがないため、周りにばれずに医療ダイエットをしたい人にもいいでしょう。

ただし、 機器の扱いに不慣れな場合はスムーズに診察を受けられない可能性があります。 通信不良によって診察自体ができないこともあるため、注意が必要です。

個人輸入(海外通販)は危険!

個人輸入代行サービスなどを使い、海外からGLP-1を取り寄せる方法です。医師の診察が不要なので、手軽にお薬を入手できます。

しかし、個人輸入は非常に危険な方法です。国内の基準を満たした薬では無いため、安全性に問題がある場合があります。また、偽造品が届く恐れもあり、副作用などが起きたときに対処方法が不明なケースもあります。

当院の処方について

当院では、メディカルダイエットとして痩身に効果的な医薬品がオンライン診療でもご受診頂けます。運動や食事制限等が難しい方でも、負担なく無理のない体重減少効果が期待できます。お気軽にご相談ください。

メトホルミン
(一般名:メトホルミン塩酸塩)
フォシーガ
一般名:ダパグリフロジン)
リベルサス
一般名:セマグルチド)
メトホルミン
フォシーガリベルサス錠
500mg5mg/10mg3mg/7mg/14mg
4,000円*/60錠9,000円*/5mg/30錠
9,000円*/10mg/30錠
8,000円*/3mg/30錠
17,000円/*7mg/30錠
26,000円*/14mg/30錠

*初回購入価格
※価格は税別

BASEクリニック赤坂 「GLP-1」処方はこちら

GLP-1ダイエットに関するQ&A

どんな人に向いている?

GLP-1ダイエットは「ダイエットのサポートがほしい」「自力のダイエットに限界を感じているものの、外科手術には抵抗がある」「ゆるやかな体重減少を狙いたい」という人におすすめです。

なお、GLP-1を飲むだけでは十分な効果を得られません。適度な運動とバランスの取れた食生活を並行して行うと、ダイエット効果が高まります。

注射は痛いって本当?

サクセンダなどのダイエット注射は、痛みに配慮し、先端が細くなっています。髪の毛くらいの細さなので、痛みは少ないでしょう。

何か月続ければ効果を感じられる?

GLP-1ダイエットの推奨期間は一般的に3~6ヶ月です。この期間中に、GLP-1を投与することで、食欲の抑制や満腹感の増強などの効果が得られ、体重減少が期待できます。

ただし、個人の体質や目標体重などによって、必要な期間は異なります。また、GLP-1ダイエットを継続する場合は、医師と相談して適切な投薬量や期間を決定することが重要です。

GLP-1ダイエットをやめたらリバウンドする?

GLP-1ダイエットを辞めると、リバウンドする場合があります。リバウンドを防ぐためには、適度な運動やバランスの取れた食生活を習慣づけることが大切です。

また、GLP-1ダイエットの期間が短すぎると、十分な効果を得られない可能性があります。GLP-1ダイエットを通して少ない食事でもしっかりと満足できる体作りができれば、ダイエット後のリバウンドリスクを減らせます。

GLP-1ダイエットの効果を最大にするには?

GLP-1ダイエットの効果を最大にするためには、以下のポイントを守りましょう。

・適切な服薬量、服薬頻度を守る
・バランスの取れた食事を心がける
・適度な運動を取り入れる

他のダイエットとの併用は可能?

GLP-1ダイエットをしている間に、他の医療ダイエットをする場合は医師に相談しましょう。GLP-1と併用してはいけない薬もあるため注意が必要です。

●リベルサスについて

【未承認医薬品等】
2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されていますが、肥満治療目的の処方については、国内では効能・効果への承認が下りていません。
【国内の承認医薬品等の有無 】
国内で「肥満治療」の効能・効果で承認されている、GLP-1製剤はありません。
【諸外国の安全等の情報】
リベルサスと同じ有効成分「セマグルチド」による抗肥満薬「ウゴービ」は、FDA(アメリカ食品医薬品局)、EMA(ヨーロッパ医薬品庁)などで抗肥満薬として承認されています。ただし、リベルサスは諸外国でも承認されていないため重大なリスクが明らかになっていない場合があります。急性膵炎、低血糖症状(冷や汗、気持ち悪くなる、手足の震え、ふらつく、脱力感)、嘔吐、腹痛、下痢、便秘といった副作用があります。
【入手経路等】
多くの場合、クリニックの個人輸入です。

●サクセンダについて

【未承認医薬品等】
サクセンダは、国内で医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。
【国内の承認医薬品等の有無 】
リラグルチドを一般名とする医薬品は、国内では2型糖尿病の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と本記事で紹介した使用目的・方法は異なります。
【諸外国の安全等の情報】
米国FDAやEMA (欧州医薬品庁)において肥満治療薬として承認されています。
【入手経路等】
多くの場合、クリニックの個人輸入です。

●オゼンピックについて

【未承認医薬品等】
2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されていますが、肥満治療目的の処方については、国内では効能・効果への承認が下りていません。
【国内の承認医薬品等の有無 】
オゼンピックは、国内で肥満症に承認されている「ウゴービ皮下注」と同成分です。セマグルチドを一般名とする医薬品は国内では2型糖尿病の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と本記事で紹介した使用目的・方法は異なります。
【諸外国の安全等の情報】
GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。
【入手経路等】
多くの場合、クリニックの個人輸入です。
GLP-1ダイエットの危険性は?効果や副作用、痩せないケースも紹介
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