オゼンピックの効果は?使い方や副作用、ダイエットにおける注意点を解説

2024.6.30
オゼンピックの効果は?使い方副作用ダイエット目的の注意点用

オゼンピックは血糖値を下げる効果が期待されており、2型糖尿病の治療に使われている注射薬です。

食欲の抑制や消化を遅らせる作用があることから、体重減少効果も期待されています。ダイエット目的での使用も増えており、今注目を集めているお薬です。

今回はオゼンピックの効果や副作用に加え、ダイエット目的で使用する場合の危険性についても解説します。

使用時の注意点にも触れていますので、医療ダイエットを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

目次

GLP-1受容体作動薬「オゼンピック」とは?

オゼンピック

出典:オゼンピック® |  ノボ ノルディスク プロ

オゼンピックはGLP-1受容体作動薬の1つで、主に2型糖尿病の治療に使われる”注射薬”です。

そもそもGLP-1は私たちの身体に存在するホルモンで、血糖値が高いときにインスリンの分泌を促し、血糖値を下げる作用があります。

オゼンピックなどのGLP-1受容体作動薬は、GLP-1を外から補う薬です。血糖値が高い状態が続く2型糖尿病の患者さんに処方されます。

またオゼンピックに含まれる成分「セマグルチド (遺伝子組換え)」は、満腹感を高めて食欲を抑える作用もあると言われているのです。

食欲低下による体重減少効果も期待されており、保険適用外でダイエット目的の方にも処方されています。

 

すい臓に働きかけ、インスリンの分泌促す!

2型糖尿病とは、最も多いタイプの糖尿病です。遺伝や生活習慣の乱れが原因でインスリンがうまく分泌されず、血糖値が高い状態が続きます。

糖尿病治療に使われるオゼンピックは、すい臓に働きかけてインスリンの分泌を促し、血糖値を一定範囲内に収める作用があります。

オゼンピックは食後など血液中のブドウ糖の量が多いとき(血糖値が高いとき)のみインスリンの分泌を促します。空腹時は作用しないため、低血糖になる可能性は非常に低いと言えるでしょう。

オゼンピックはダイエットに効果的?

オゼンピックの効果は、血糖値を下げるだけではありません。

食欲を抑えて満腹感を持続させる作用もあり、ダイエットに有効であると注目されています。

食事量が自然と減ることに加え、脂肪を燃焼させて代謝をアップさせる作用も期待されているのです。「食べたいけど我慢しなきゃ…」というストレスが減り、無理なくダイエットが出来ます。

肥満体型30名に約3週間オゼンピックを投与した試験では、平均して5kgの減量が見られたと分かりました。体重減少の背景には、食欲不振や脂質の多い食品への好みの低下などが見られたと言います。

オゼンピックはどのぐらいの期間で効果が出る?

オゼンピックの治療期間は半年~1年程度が推奨されており、効果を実感しやすいタイミングは使用開始から2~3ヵ月と言われています。しかし、1ヵ月で5%以上の体重減少は危険で、副作用のリスクも高まるため注意が必要です。

また、オゼンピックの使用を中止すると、食欲が戻り、リバウンドしやすくなります。実際に使用を中止して約1年で、体重の2/3が戻ったという報告も。

オゼンピックを使用している間に、バランスの良い食生活や適度な運動を習慣化できると良いでしょう。

血糖値を下げる効果は30〜36時間で濃度が最大に!

オゼンピックを注射すると、30~36時間後に薬の濃度が最大になります。そのため、血糖値を下げる効果は注射した次の日には現れるでしょう。

また、直近1~2ヵ月の血糖値の平均レベルを示す値であるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、オゼンピック使用開始後、約1ケ月後から下がり始めると言われます。HbA1cは値に反映されるまでタイムラグがあるのが特徴です。

GLP-1受容体作動薬「オゼンピック」には種類がある?

オゼンピックの投与量は0.25mg、0.5mg、1.0mgと種類があり、用量が多いほど効果は大きくなると言われています。

投薬開始直後は、下痢や吐き気などの副作用が現れやすいため、まずは0.25mgを週1回注射し、4週間継続します。

その後は0.5mgを週1回注射し、さらに4週間継続するという流れです。副作用や得られた効果に応じて、0.5mgを継続するか1.0mgに増量するかが医師によって判断されます。

薬品名 メーカー 投与間隔 用法・容量
オゼンピック®皮下注0.25mg SD
セマグルチド(遺伝子組換え)
ノボ ノルディスクファーマ 週1回 週1回0.5mgを維持用量とし0.25mgから開始し、4週間投与した後、週1回0.5mgに増量
オゼンピック®皮下注0.5mg SD
セマグルチド(遺伝子組換え)
ノボ ノルディスクファーマ 週1回 週1回0.5mgを維持用量とし0.25mgから開始し、4週間投与した後、週1回0.5mgに増量
オゼンピック®皮下注1.0mg SD
セマグルチド(遺伝子組換え)
ノボ ノルディスクファーマ 週1回 週1回0.5mgを維持用量とし0.25mgから開始し、4週間投与した後、週1回0.5mgに増量
オゼンピック®皮下注2mg
セマグルチド(遺伝子組換え)
ノボ ノルディスクファーマ 週1回 週1回0.5mgを維持用量とし0.25mgから開始し、4週間投与した後、週1回0.5mgに増量

参考:オゼンピック®皮下注2mgを使用される方へ

日本で承認されているGLPー1受容体作動薬皮下注射は他にもある!

GLP1受容体作動薬(皮下注射)の比較

薬品名 メーカー 投与間隔 用法・容量
ビクトーザ®皮下注18mg ノボ ノルディスクファーマ 1日1回 1日1回0.9mgを維持用量とする
バイエッタ®皮下注5μg ペン300 アストラゼネカ 1日2回 5μgを1日2回朝夕食前に注射する
バイエッタ®皮下注10μg ペン300 アストラゼネカ 1日2回 5μgを1日2回朝夕食前に注射する
リキスミア®皮下注300μg サノフィ 1日1回 20μgを1日1回朝夕食前に注射する
トルリシティ®皮下注0.75mg アテオス 日本イーライリリー 週1回 0.75mgを注射する
マンジャロ®皮下注2.5mg アテオス® 日本イーライリリー 週1回 2.5mgから開始、4週間投与後、週1回5mgに増量
マンジャロ®皮下注5mg アテオス® 日本イーライリリー 週1回 2.5mgから開始、4週間投与後、週1回5mgに増量
マンジャロ®皮下注7.5mg アテオス® 日本イーライリリー 週1回 2.5mgから開始、4週間投与後、週1回5mgに増量
マンジャロ®皮下注10mg アテオス® 日本イーライリリー 週1回 2.5mgから開始、4週間投与後、週1回5mgに増量
マンジャロ®皮下注12.5mg アテオス® 日本イーライリリー 週1回 2.5mgから開始、4週間投与後、週1回5mgに増量
マンジャロ®皮下注15mg アテオス® 日本イーライリリー 週1回 2.5mgから開始、4週間投与後、週1回5mgに増量

参考:KEGG MEDICUS

GLP1受容体作動薬は皮下注射以外に経口薬もある!

GLP-1受容体作動薬には「リベルサス」という経口薬(飲み薬)も存在します。

オゼンピックと同様、血糖値の低下や食欲低下の作用があることから、糖尿病患者だけでなくダイエット目的の方にも服用されています。

経口薬は珍しく、2020年に国内で初めて承認され、2021年に販売が開始されました。日本で承認されている経口タイプのGLP-1受容体作動薬はリベルサスのみです。

自分で注射を打つのに抵抗があるという方にも服用しやすく、GLP-1ダイエットの市場拡大のきっかけとなった薬と言えます。

オゼンピックの使い方は?

オゼンピックの構造

出典:オゼンピック® |  オゼンピック®皮下注2mgを正しく使うために

オゼンピックは1箱に1本入っており、筆記用具のペンのような形をしています。

  • 注射針を取り付ける

まずは手指をよく洗いましょう。キャップを外したら、注射針をねじ山にまっすぐ刺し込み、回しながらセットします。

ケースとキャップを外すと、針が出てきます。

  • 注射の準備

新しいペンを使用する場合には、動作確認が必要です。

カートリッジ内に残っている気泡を上に集め、ボタンを押して薬が出るのを確認します。

  • 注入する

ダイヤル式で投与量(0.25~2.0mg)を設定できます。

皮下脂肪のある部位(おへその周りやわき腹、二の腕等)に針を刺し、ボタンを押すと薬が注入されます。

ダイヤルが0になったことを確認後、5秒~10秒は待ちましょう。

注射間隔

期間 投与量
1~4週目 0.25mg/週1回
5~8週目 0.5mg/週1回
9~12週目 1.0mg/週1回
13~16週目 1.5mg/週1回
17週目〜 2.0mg/週1回

オゼンピックの注射間隔は週に1です。

経口リベルサスは毎日服用する必要がありますが、オゼンピックは1回の自己注射で血糖値を下げる効果が期待できます。

時間は何時でもOKですが、必ず決められた曜日に打つようにしましょう。注射箇所は前回の場所から2~3cm離すことが大切です。

2022年には「オゼンピック2mg」が発売されました。
1本で複数回の使用が可能で、0.25mgずつ注射する方は1本で8週間分使用できます。

使い方の注意点

オゼンピックは必ず本人のみが使用してください。他の人にあげたり、誰かと一緒に使ったりしてはいけません。

成分が分解してしまう可能性があるため、他の薬と混ぜて使用することもNGです。

また注射針は使いまわしせず、毎回新しいものを使用しましょう。使用済みの注射針は医療系廃棄物となります。自宅で捨てずに、必ず医療機関に持ち込んで廃棄を依頼しましょう。

保管方法についても注意が必要です。オゼンピックは使用を開始してから8週間以内に使い切る必要があります。室温(30度以下)または冷蔵庫(凍結を避けるため2~8℃)で、直射日光を避けて保管するようにしましょう。

オゼンピックをダイエットに取り入れる場合は注意が必要!

現在はオンラインクリニックでもオゼンピックの処方が行われ、ダイエット目的の方も入手できるようになりました。

しかしオゼンピックは2型糖尿病の効能・効果については承認されていますが、ダイエットや肥満薬としては有効性や安全性は確認されていません。

便秘や吐き気だけでなく、膵炎などの重篤な副作用が出る場合があるので、使用には注意が必要です。

ダイエット目的で使用した場合の危険性も理解した上で、自己責任で使用しましょう。

オゼンピックの副作用は?

オゼンピックは、次の副作用を引き起こす可能性があります。いざというときに慌てないためにも、起こりうる副作用を知っておきましょう。

・吐き気や嘔吐
・便秘下痢
・頭痛
・低血糖症状
・急性膵炎

主な副作用①吐き気・嘔吐

吐き気や嘔吐などの胃腸障害は最も起こりやすい副作用で、5%以上の方に現れると言われます。

これはオゼンピックの持つ「胃の消化スピードが遅くする作用」によって起こります。胃の中に食べ物が残っているように感じて、吐き気を感じやすくなるのです。

ほとんどは薬に慣れることで症状も回復していきますが、良くならない場合には医師に相談しましょう。

主な副作用②便秘・下痢

胃腸の動きを鈍らせる作用によって便秘や下痢も起こりやすくなります。食欲減退の作用によって食事量が減ることも、原因の1つと言えるでしょう。

便秘や下痢は吐き気の次に起こりやすい副作用と言われています。万が一症状が出ても慌てずに様子を見ましょう。

数週間たっても症状が続く場合は、便秘薬や下痢止めを処方してもらうことをおすすめします。

主な副作用③頭痛

頭痛は投薬開始後まもない時期に現れやすく、1~5%未満の方に起こる副作用と言われています。

低血糖状態になると血管が収縮し、脳への血流が減少することで頭痛が起こると言われています。

頭痛が頻繁に起こるようであれば、医療機関を受診しましょう。

主な副作用④低血糖

オゼンピックは血糖値が高いときのみに作用するため、低血糖の可能性は低いと言われています。

しかし過度な食事制限やトレーニング、他の薬との併用などによって低血糖になる可能性があります。

めまいや顔面蒼白、手足の震えなどの症状が現れたら危険です。応急処置としてブドウ糖の入ったラムネなどを摂取し、早めに医療機関を受診しましょう。

主な副作用⑤急性膵炎

重篤な副作用として考えられるのが、急性膵炎です。

オゼンピックはすい臓に働きかけてインスリンの分泌を促す作用があります。すい臓に負担がかかり過ぎると、急性膵炎を引き起こす可能性があります。

頻度は決して高くありませんが、嘔吐を伴う激しい腹痛や背中の痛みが現れた場合には、早急に医療機関を受診しましょう。

ダイエット目的の処方は保険が使えない

一部の国では肥満薬として承認されているオゼンピックですが、日本ではダイエット目的で使用した際の安全性や有効性は確認されておらず、2型糖尿病の治療薬」としてのみ承認されています。

美容クリニックやオンライン診療などで処方される場合には、自由診療となり、保険適用とはなりません。

保険が使えるケースは?

オゼンピックは2型糖尿病の治療で処方される場合のみ、保険適用となります。

保険適用となる場合の値段は1,500円~6,000円程度です。0.25mg~2mgと用量に幅があるため、値段の幅も大きくなっています。

2023年にはウゴービというGLP-1薬が日本で初めて「肥満薬」として承認されました。こちらは肥満症に対して保険適用となりますが、適用には条件があり注意が必要です。

ダイエット目的の場合、副作用が出ても通常は保険診療できない

繰り返しになりますが、オゼンピックをダイエット目的で使用する場合には、保険適用となりません。オゼンピックが「肥満薬」としての承認を国内で受けていないためです。

薬代が10割自己負担となるだけでなく、副作用が起きた場合も保険診療を受けることができず、自費診療となる可能性があります。

副作用のリスクや保険適用外であることを理解した上で、自己責任で使用しましょう。

オゼンピックで併用してはいけないもの

オゼンピックに含まれるセマグルチド(遺伝子組換え)という成分は、食欲を抑えて満腹感を高める作用があります。そのため、同様にセマグルチドを含む薬との併用は危険です。

またインスリンなど血糖値低下作用のある薬との併用についても、有効性や安全性は確認されていません。低血糖を起こすリスクも高まりますので、注意が必要です。

糖尿病用薬 特徴
ビグアナイド系薬剤 インスリンの効きを促して血糖値を下げる作用がある薬剤で、2型糖尿病の治療に広く使われています。
スルホニルウレア剤 すい臓のβ細胞を刺激し、服用後短時間でインスリンの分泌を促すことで、血糖値を下げる作用があります。
速効型インスリン分泌促進剤 インスリンの分泌を促す薬で、吸収分解が早く短時間で血糖値を下げるため食後の高血糖の改善に使われます。
α-グルコシダーゼ阻害剤 消化管からの糖の分解と消化・吸収を遅らせることで、食後の血糖値上昇を抑える飲み薬です。
チアゾリジン系薬剤 インスリンの効きを良くして血糖値を下げる薬で2型糖尿病の治療に使われます。副作用としては浮腫に注意。
DPP-4阻害剤 食後のインスリン分泌を調整して血糖値を下げる作用があり、2型糖尿病患者に最初に使われる薬の1つです。
SGLT2阻害剤 糖を尿中に排出することで血糖値を下げる飲み薬で、体重減少にも効果があると言われています。
インスリン製剤等
インスリンそのものを補充する薬で、インスリンがほぼ出せなくなる1型糖尿病患者にも使われます。

オゼンピックが使えない人は?

血糖値の低下や体重減少に効果が期待されるオゼンピック。

魅力的な「やせ薬」の1つですが、持病や体質によっては使用できない場合があります。

以下に該当する方は使用できませんので、注意が必要です。

・合併症・既往歴等のある人
・低血糖を起こすおそれのある人
・生殖能を有する人(2ヵ月以内に妊娠を考えている人)
・妊婦・授乳中の人
・小児等・高齢者

合併症・既往歴等のある人

膵炎の既往歴のある人や、重度の胃腸障害のある方などは、オゼンピックを使用することができません。
上記に該当する方以外にも、体質や持病によってはリスクが高い可能性があります。

ダイエット目的での処方の場合、副作用が現れても保険適用とはならないケースがありますので、処方前に必ず医師に相談しましょう。

膵炎の既往歴のある人

オゼンピックなどのGLP-1受容体作動薬は、すい臓のβ細胞を刺激してインスリンの分泌を促す作用があります。

頻度は高くありませんが、稀にすい臓に負担がかかり、膵炎を引き起こす可能性があるのです。膵炎と診断された場合には、今後オゼンピックの使用は出来ません。

元々すい臓に持病があるという方も、オゼンピックの使用は控えましょう。

重度胃不全麻痺等、重度の胃腸障害のある人

胃不全麻痺とは、胃の中を空にするのにかなりの時間がかかってしまう症状で、胃もたれや吐き気が起こりやすくなります。

オゼンピックに含まれるセマグルチドという成分には、胃腸の動きを鈍くして、消化を遅らせる作用があります。

胃不全麻痺の方や重度胃腸障害のある方は、オゼンピックで症状が悪化するリスクがあるため、使用できません。

低血糖を起こすおそれがある人

オゼンピックはインスリンの分泌を促すことで血糖値を下げる作用があります。

血液中のブドウ糖の量が多いときのみに作用するため、低血糖のリスクは非常に低いと言われていますが、脳下垂体不全や副腎機能不全など低血糖を起こすおそれのある患者さんには使用ができません。

また過度な食事制限による栄養失調状態の方の使用も危険です。

生殖能を有する人

オゼンピックは、妊娠中や授乳中はもちろん、2ヵ月以内に妊娠を考えている方も使用できません。

2型糖尿病の治療の場合でも、妊活中の方にはGLP-1受容体作動薬ではなくインスリンが使われると言います。

「そろそろ妊娠したいな」と考えている方は、妊娠希望時期の2ヵ月前には使用を中止する必要があります。

妊婦・授乳婦

妊娠中や授乳中の場合、オゼンピックの使用は出来ません。2型糖尿病の治療にも、妊婦にはインスリンが投与されます。

ラットを使った実験では、胚生存率の減少、胚発育の抑制、骨格及び血管異常の発生頻度増加が認められたと言います。

さらに母乳に成分が移行されたとの報告もあります。授乳中の場合は、授乳の中止を検討しましょう。

小児等・高齢者

0歳~14歳の小児はオゼンピックを使用できません。臨床実験が実施されておらず、安全性や有効性は確認されていないためです。

高齢者も一般に生理機能が低下している可能性があるため、様子を見ながら慎重に投与する必要があります。

また高齢者の場合、副作用である胃腸障害によって食事量が減少してしまうリスクが大きいと言えるでしょう。

オゼンピック®の価格は?

銘柄名 成分名 会社名 薬価
オゼンピック皮下注0.25mgSD セマグルチド(遺伝子組換え) ノボ ノルディスクファーマ 1376円
オゼンピック皮下注0.5mgSD 2752円
オゼンピック皮下注1.0mgSD 5469円
オゼンピック皮下注2.0mgSD 10,879円

オゼンピックの薬価は上記のとおりです。

薬価とは、国が決めた薬の価格で、一律で定められています。保険適用の場合は、上記の値段で患者さんにも処方されます。

一方で、ダイエット目的の使用の場合、オゼンピックは保険適用外となります。クリニックが自由に値段決めることが可能で、薬価よりも高く設定されていることがほとんどです。

オゼンピック®はオンラインのダイエット診療で処方できる

クリニック 2.0mgSD 診察料 送料
クリニックフォア 29,730円/本 1,650円 550円
eLife 26,900円/本 0円 0円
渋谷駅前おおしま皮膚科 21,450円/本 1,100円 2,200円

上記のクリニックでは、ダイエット目的の方がオゼンピック2.0mgの処方が受けられます。
保険適用外であるため薬価での購入はできず、1本あたり23万が相場と言えます。

オンラインクリニックは自宅から診察が受けることが可能で、中には診察料や送料が無料のクリニックもあります。

自分の体質や理想の痩せ方を相談しながら、最適なプランを提案してもらいましょう。

 

当院のGLP-1処方について

当院では、メディカルダイエットとして痩身に効果的な医薬品がオンライン診療でもご受診頂けます。運動や食事制限等が難しい方でも、負担なく無理のない体重減少効果が期待できます。お気軽にご相談ください。

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