慢性疼痛は、侵害受容性、神経障害性、非器質性に分類されますが、日本ペインクリニック学会が作成した、「神経障害性疼痛スクリーニング」があります。受診前のセルフチェックとしてご利用ください。
①針で刺されたような痛みがある
②電気が走るような痛みがある
③灼けるようなひりひりする痛みがある
④しびれの強い痛みがある
⑤衣服が擦れたり、冷風に当たったりするだけで痛みが走る
⑥痛みの部位の感覚が低下していたり、過敏になっていたりする
⑦痛みの部分の皮膚が浮腫んだり、赤や赤紫に偏食したりする
上記の項目に対して
・全くない:0点
・少しある:1点
・ある:2点
・少し強くある:3点
・非常に強くある:4点
の5段階評価で、
合計点数が、
6~8点:神経障害性の要素が含まれている可能性あり
9~11点:神経障害性の痛みの可能性が高い
12点以上:神経症性の痛みの可能性が極めて高い