リベルサスの効果は?危険性や副作用、ダイエット目的での注意点も解説

2024.6.10
リベルサスの効果は?ダイエット目的の副作用

「リベルサスを使ったダイエットに興味があるけれど、本当に痩せられるの?」「リベルサスに副作用や危険性はあるの?」と疑問に思っていませんか。リベルサスについてネットで調べると「効果ない」「危ない」といった口コミも散見されますが、実際はどうなのでしょうか?

この記事では、リベルサスに期待できる効果や危険性、飲み方について解説します。リベルサスを使おうか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

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リベルサスとは?

出典:ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

リベルサス(2型糖尿病治療剤 経口GLP-1受容体作動薬)とは、GLP-1受容体作動薬の1つです。GLP-1受容体作動薬とは、血糖値をコントロールする「インスリン」の分泌を促す医薬品です。糖尿病の治療にも使われています。

GLP-1受容体作動薬には、さまざまな種類がありますが、リベルサスは経口投与する医薬品です。GLP-1受容体作動薬は自己注射が一般的であるため、飲み薬は非常に珍しいといえます。リベルサスは、飲むことで食欲を抑えたり、脂肪を分解しやすい体質に近づけたりすることができます。

リベルサスは、「ノボ ノルディスク ファーマ株式会社」が製造しています。2019年7月に日本で承認申請し、2020年6月に「2型糖尿病」を効能または効果として製造販売承認を取得しています。その後、2021年2月に販売を開始しました。

GLP1ホルモンの働きとリベルサスの効果

リベルサスの仕組み

GLP-1は、私たちの体内にもあるホルモンです。食事を取ると、GLP-1が分泌されます。GLP-1は、すい臓にインスリンを出すように働きかけ、血糖値を抑えるのです。リベルサスは、このGLP-1と似た作用があります。

また、リベルサスには胃腸の動きを抑制したり、代謝を上げたりする効果が見込めます。食事量を減らし、痩せやすい体質に近づけるため、ダイエット効果が期待できるのです。

リベルサスが吸収されるメカニズム

リベルサスの作用

通常、体内で分泌されるGLP-1は「DPP-4」という酵素によって、すぐに分解されてしまいます。そこでリベルサスは、長時間作用させるために、吸収されにくいように加工されています。

リベルサスには「サルカプロザートナトリウム(SNAC:スナック)」という成分が入っています。胃内に到達すると、リベルサスの主成分である「セマグルチド」とSNACが結合。

周囲のpHを上げることで、胃酸や消化酵素による分解からリベルサスを守ります。これにより、リベルサスはすぐに分解されず、長時間作用できるのです。

リベルサスの種類は3種類

リベルサスは、3mg・7mg・14mgと用量の異なる3種類があります。3mgが緑色、7mgが赤色、14mgが青色のシートに入っています。

1日1回3mgから投与を開始し、4週間経ったら1日1回7mgに増やすのが一般的です。ただし、1日1回7mgを投与し続けても効果が出ない場合は、1日1回14mgに増量します。

薬品名 リベルサス錠 3mg リベルサス錠 7mg リベルサス錠 14mg
有効成分 1錠中セマグルチド(遺伝子組換え) 3mg 1錠中セマグルチド(遺伝子組換え) 7mg 1錠中セマグルチド(遺伝子組換え) 7mg
添加剤 サルカプロザートナトリウム、ポビドン、 結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム

リベルサスの効果を発揮させるには?正しい飲み方

リベルサスの飲み方

用法及び用量

リベルサスは、1日の最初の飲食の前に服用します。無理なく習慣化するには、起床時に服用するのがおすすめです。

リベルサス1錠をコップの約半分の水(約120mL以下)で服用します。お茶やコーヒー、服薬ゼリーなどは使わずに、水で服用してください。錠剤を割ったり、噛んだりせずに、そのまま飲み込みましょう。

なお、リベルサスを服用してから、飲み物を飲んだり食事をしたりする場合は、服用後30分が経ってからにしましょう。他のお薬を飲む場合も、30分経過してから服用する必要があります。

もし、リベルサスの投与を忘れた場合は、その日は投与せず、翌日投与しましょう。

水分が多すぎると吸収効率が下がる

胃の中に飲食物があると有効成分が吸収されません。リベルサス本来の効果が発揮されないため、注意しましょう。

また、水が多いと、吸収効率が落ちてしまいます。水の量は120ml以下を守りましょう。

1回に2錠飲んでもいい?

1回2錠は推奨できません。リベルサスは1回1錠飲みましょう。

リベルサス7mgを2錠服用した場合と、14mgを1錠服用した場合とでは、期待できる作用が異なります。リベルサス7mgを2錠のほうが、作用が弱まる恐れがあります。

リベルサスは3mg、7mg、14mgの3種類がありますが、すべて1錠あたり300mgのSNACが含まれています。リベルサス1錠(SNAC300mg)に対して、水120cc以下が推奨されています。SNACは多すぎても少なすぎても効果に影響を及ぼす可能性があるのです。

リベルサスは副作用にも注意が必要

リベルサスは血糖値を下げる作用があるため、服用には注意が必要です。ここからは、リベルサスの服用によって起こりうる症状を紹介します。

低血糖による症状

・脱力感
・倦怠感
・高度の空腹感
・冷汗
・顔面蒼白
・動悸
・振戦
・頭痛
・めまい
・嘔気
・視覚異常など

上記の低血糖症状が出た場合は、糖質を含む食品を摂取しましょう。また、リベルサスや併用している糖尿病用薬を減量するなどの処置も必要です。

急性膵炎

急性膵炎とは、すい臓に急に起こる病変のことです。すい液に含まれる消化酵素により、自らのすい臓が消化されてしまった状態です。具体的な症状には、吐き気や嘔吐、激しい腹痛があります。リベルサスを服用することで、急性膵炎が起こる確率は0.1%です。

異常が認められた場合には、リベルサスの使用を中止してください。適切な処置をし、再投与は避けるべきとされています。

胆のうの症状

胆嚢炎

胆嚢炎とは、胆のうに炎症が起こることです。発熱や寒気、白目が黄色くなることなどが起こりえます。

胆管炎

胆管炎とは、胆管に炎症が起きた状態のことです。発熱や白目が黄色くなること、右上腹部痛などが起こります。

胆汁うっ滞性黄疸

胆汁うっ滞性黄疸とは、胆汁の流れが減少または停止してしまう状態を指します。白目が黄色くなる、皮膚が黄色くなるなどの症状が起こりえます。

その他の副作用

5%以上

悪心
下痢

1〜5%未満

食欲減退
頭痛
糖尿病網膜症
便秘
嘔吐 など

0.5〜1%未満

浮動性めまい
味覚異常
鼓腸
胃炎
おくび など

頻度不明

過敏症(発疹、じん麻疹等)
心拍数増加
胃排出遅延
胆石症 など

リベルサスの使用上の注意

・3~4ヵ月間投与して効果が不十分な場合、治療の変更も考慮しましょう。
・リベルサスの中止後も効果が続く可能性があるため、血糖値の変動や副作用の発現には十分に気をつけましょう。
・低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業や自動車の運転をする人は十分注意しましょう。
・リベルサスの投薬中は、甲状腺関連の症候(首にしこりがあるなど)がないか確認しましょう。

リベルサスを服用できない人は?

  1. 膵炎などの膵臓疾患の既往、甲状腺疾患の既往、重度の胃腸障害(胃潰瘍、炎症性腸疾患など)のある方
  2. 低血糖を起こす可能性が高い以下の状態の方
    ⅰ)脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
    ⅱ)栄養不良状態、飢餓状態、食事摂取量の不足
    ⅲ)激しい筋肉運動
    ⅳ)過度のアルコール摂取者

その他、以下に該当する人はリベルサスを使うことができません。

・リベルサスに含まれる成分で過敏症のあった人
・糖尿病性ケトアシドーシスの人
・糖尿病性の昏睡状態の人
・昏睡状態になりそうな人
・1型糖尿病の人
・重い感染症にかかっている人、手術などの緊急の場合

また、以下に該当する人はリベルサスの使用が禁止されることがあります。

・合併症、既往歴等のある人
・胃摘出術を受けた人
・生殖能を有する人
・妊娠中または2か月以内に妊娠する予定の人
・未成年、60歳以上の人
・授乳婦
・小児等
・高齢者

妊婦または妊娠可能性のある女性については、インスリンの投与を検討します。

リベルサスは保険適用される?

リベルサスを美容目的で使う場合は、保険が適用されません。

一方、2型糖尿病と診断された場合は保険が適用されます。糖尿病の診断については、さまざまな要素が考慮されます。主な診断基準には、以下があります。

・空腹時の血糖値が126mg/dl以上
・75g経口ブドウ糖負荷試験の2時間値が200mg/dl以上
・血糖値(時間指定なし)が200mg/dl以上
・糖尿病のリスクの診断指標「HbA1c」が6.5%以上

リベルサスは通販でも入手できる?

GLP-1は、クリニックから処方されなくても、通販サイトで購入することができます。しかし、自己判断でGLP-1を使うことは危険です。

個人輸入で購入したリベルサスは、日本向けの製品ではありません。偽物が届くリスクもあるため、十分に注意が必要です。正規品でない場合、効果が出ないどころか、健康被害に遭うリスクも高まります。万が一、重篤な副作用が出たとしても、適切に対処できるか分からないため、個人購入は控えましょう。

正規のリベルサスを購入するのであれば、クリニックで処方してもらいましょう。

2型糖尿病以外の人がリベルサスをダイエット目的で使用する場合

自由診療でリベルサスが処方されるオンラインクリニックを紹介します。

クリニック 主な治療内容 費用 診察料 血液検査 オンライン診療 送料 診療時間
DMMオンラインクリニック ダイエット薬 リベルサス(3mg)/30錠
1ヶ月ごと:8,580円
0円 550円 24時間
クリニックフォア ダイエット薬 リベルサス(3mg)/30錠
1ヶ月ごと:9,350円*
1,650円 7,370円 0円 7:00~24:00
※診療時間は、土日祝日をはじめ日によって異なる
eLife ダイエット薬
リベルサス(3mg)/30錠
1ヶ月ごと:6,664円〜
0円 5,200円 0円 7:00~22:00
ファイヤークリニック ダイエット薬 リベルサス(3mg)/30錠
1ヶ月分:11,000円※初回限定
0円 5,500円 0円 10:00~19:00

※自由診療のため保険が適用されません
※費用は税込金額
*リベルサス3mg定期配送プランのひと月あたりの金額

ダイエット目的での使用は注意が必要!

リベルサスを含め、GLP-1を使ったダイエットには注意が必要です。GLP-1は、2型糖尿病の治療薬として承認されています。健康な人がダイエットに使って、副作用が出たとしても基本的には自己責任です。

通常、承認された医薬品を使って、健康被害が起こった場合「医薬品副作用被害救済制度」を利用できます。この制度は、医薬品を正しく使ったにも関わらず被害が出てしまった場合に、医療費や障害年金などの給付を行う制度のことです。しかし、ダイエット目的の場合は、適正に医薬品を使用したとは認められないため、救済制度は利用できません。

まとめ

この記事では、リベルサスに期待できる効果や危険性、投与方法について解説しました。リベルサスは、血糖値をコントロールすることで、痩せやすい体質に近づける医薬品です。

ダイエット効果を得るためには、用法用量を守って使うことが重要です。リベルサスを使う場合は、事前に医師の問診を受けて、指示通りに服用するようにしましょう。

 

【未承認医薬品に関する記述】

本記事では、国内未承認医薬品および承認医薬品の承認とは異なる目的で使用している医薬品を紹介しています。

●リベルサス 一般名:セマグルチド (遺伝子組換え)

【未承認医薬品等】
2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されていますが、肥満治療目的の処方については、国内では効能・効果への承認が下りていません。【国内の承認医薬品等の有無 】
国内で「肥満治療」の効能・効果で承認されている、GLP-1製剤はありません。【諸外国の安全等の情報】
リベルサスと同じ有効成分「セマグルチド」による抗肥満薬「ウゴービ」は、FDA(アメリカ食品医薬品局)、EMA(ヨーロッパ医薬品庁)などで抗肥満薬として承認されています。ただし、リベルサスは諸外国でも承認されていないため重大なリスクが明らかになっていない場合があります。急性膵炎、低血糖症状(冷や汗、気持ち悪くなる、手足の震え、ふらつく、脱力感)、嘔吐、腹痛、下痢、便秘といった副作用があります。【入手経路等】
多くの場合、クリニックの個人輸入です。

当院のGLP-1処方について

当院では、メディカルダイエットとしてリベルサスをはじめ、痩身に効果的な医薬品の処方をオンライン診療でもご受診頂けます。運動や食事制限等が難しい方でも、負担なく無理のない体重減少効果が期待できます。お気軽にご相談ください。

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