EDとは?勃起不全、勃起障害の原因や治療法・治療薬を解説

2024.12.23
EDとは?勃起不全、勃起障害の原因や治療法や予防法・治療薬を解説

ED(勃起不全・勃起障害)は、多くの男性がデリケートな悩みのひとつです。「EDとは何か?」その原因や治療方法を知ることで、正しい対処法が可能にまります。

EDの基本的な定義から主な原因、治療方法、そして利用される治療薬までを詳しく解説します。

ED(勃起不全)とは?

ED(勃起不全)とは、満足な性行為を行うのに十分な勃起を得られない、または維持できない状態をさします。一時的な場合もありますが、持続的に起こることもあります。

  • 40代男性の約20%
  • 50代で約40%
  • 60代で約60%
  • 70代で約70%以上

が中等度以上のEDを経験しているとされ、年齢とともにその割合が増加します。

EDの原因は、心理的課題(ストレス、不安、うつなど)から、血管や神経の障害、ホルモン異常、生活習慣病(糖尿病、高血圧、肥満など)まで多岐にわたります。また、喫煙や飲酒、運動不足リスク因子もあります。

治療には、薬物療法(PDE5阻害薬など)、生活習慣の改善、カウンセリング、手術療法などがあります。正しいな診断と治療を受けることで、多くの場合は改善が期待できます。医療機関による医師の診察を受けて、自分に合った治療を見つけることが大切です。

EDかどうか見極めるには?以下のポイントをチェック!

①勃起の困難

十分な刺激を受けても、十分な硬さを持つ勃起を得ることができない。

②性行の持続・継続が難しい

性行為中に勃起力が持続せず、中断してしまうことがよくある。

③勃起頻度の低下

夜間や朝の自然勃起の回数が減少することがある。

④心理的なストレス
興奮しても勃起しない。発散不全による不安や自己評価の低下が、今後EDを踏まえ悪循環につながることがある。

EDには器質性EDと心因性EDがある!特徴的な原因

器質性ED心因性ED
特徴身体的責務による勃起障害。血流障害、神経障害、ホルモン異常が主な原因。精神的配慮による勃起障害。 不安、ストレス、うつ病が関連。
主な症状挿入や維持が困難。夜間や朝の勃起も弱い、または見られない場合が多い。状況によって勃起可能なことがあるが、性交時には機能が低下する。
症状が多い年代50代〜60代30代〜40代

ED(勃起不全)は、原因により主に器質性ED心因性EDに分類されます。

器質性EDは、身体的配慮によるもので、以下が主な理由です。

器質性EDによるもの

身体的・生理的な原因によるもの。

動脈硬化

血管が硬化し、陰茎への血流が不足する。

加齢や生活習慣病

糖尿病、高血圧、高脂血症などの影響で発症。

日本におけるED 有病率

出典:日本におけるED 有病率:診療ガイドライン第3版(日本性機能学会/日本泌尿器科学会)

70代では完全ED及び中等度が71%にも。年齢はEDの最大のリスク軽減とされ、年齢とともにEDの有病率は上昇します。 特に70代以上では約71%がEDの症状が確認されています。 原因は血管機能の低下やホルモンバランスの変化、神経系の低下によるものです。

神経障害

脳出血、脊髄損傷、パーキンソン病などの神経系疾患。

手術や外傷

骨盤内手術や外傷による血管・神経損傷。

糖尿病

血管障害や神経障害が原因。

飲酒や喫煙

血管内皮障害、神経系への悪影響。

肥満や運動不足

血流障害、ホルモンバランスの乱れ。

心血管疾患や高血圧

血管機能の低下が原因。

テストステロン低下

ホルモン不足による性欲低下、勃起機能の障害。

睡眠時無呼吸症候群

酸素供給不足による血流低下。

服用中の薬の副作用

降圧薬、抗うつ薬などが影響。

心因性EDによるもの

精神的・心理的な要因によるもの。

ストレスや不安

仕事、人間関係、性交失敗経験など。

精神的プレッシャー

子作りのための性交など。

心理的および精神疾患的要素

ストレス、不安、うつ病。

体の機能と精神的に障害がある混合ED(勃起不全)も

混合型ED(勃起不全)は、身体的関与(器質性ED)と精神的関与(心因性ED)が複合的に関与するタイプです。

例えば、糖尿病や血管障害により勃起が困難になることで、性行為の不安やストレスが心理的な負荷となり、状態がさらに悪化することが起こります。

このような症例では、身体の治療とともに心理的なサポートが必要です。混合型EDは非常に多く見られるため、適切な診断と総合的な治療が重要とされています。

参考:診療ガイドライン第3版(日本性機能学会/日本泌尿器科学会)

日本人の4人に1人はED!?EDが気になり出した原因は?

日本では、成人男性の約4人に1人がED(勃起不全)に悩んでいると推計しています。 特に40代では5人に1人、50代で3人に1人、60代で2人に1人が中等症以上のEDを経験しています。気になり始める主な原因として、勃起の頻度や硬さの低下、性交中の維持が困難、満足な性行為ができないことなどが挙げられます。これらの症状に心当たりがある場合は、専門医への相談が推奨されます。

ED診断とは?国際勃起機能スコアIIEF-5

国際勃起機能スコアIIEF-5のED度目安

ED診断には、国際卓球機能スコア(IIEF-5)が広く用いられています。IIEF-5は簡単な5つの質問から成る問診票で、過去6か月間の機能強化や性交渉の満足度を各質問は1~5点で採点され、スコア合計によってEDの有無が付けられます。このスコアは、医師による治療方針の決定や治療効果の確認にも役立ち、早期発見や適切な治療の目安として活用されています。

尚、合計のスコアが低いほどEDの可能性が高いとされています。

状態良好度合計スコア
正常22〜25点
軽度ED17〜21点
中等〜軽度ED12〜16点
中等度ED8〜11点
重度ED✖️5〜7点

国際勃起機能スコアIIEF-5

IIEF(国際勃起機能スコア)は、ED(勃起障害)のスクリーニングや治療効果判定に用いる問診票です。合計21点以下でEDが疑われるとされています。

軽度のED

軽度のEDでは、通常は継続でき、ハードさや維持力にも問題がないことが多いです。

中等度ED

中等度のEDは、たまに勃起できるもの、性交中に十分維持できない状態を言います。失敗することの方が多くなるのが特徴です。

重度のED

重度のED、または完全EDでは、勃起がほとんど、またはまったくできない状態です。十分な硬さが得られず、維持も困難なため、性交が不可能な状態になります。

勃起硬度測定評価EHSの目安

勃起硬さ測定評価(EHS: Erection Hardness Score)は、勃起の硬さを評価するための指標で、男性の勃起機能を自主的に測定する際に用いられます

EHSは簡単に勃起の状態を自己評価できるため、EDの早期発見や治療の効果測定に役立ちます。医師の診断に加え、自分の状態を客観的に把握するツールとして活用されています。

尚、グレードが低いほどEDの可能性が高いとされています。

グレード評価説明EDの可能性
0勃起なし陰茎は大きくならない非常に高い
1硬さがない陰茎は大きくなるが、硬くはない高い
2挿入不可陰茎は硬いが、挿入に十分な硬さではない高い
3挿入可能ですが完全ではありません陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬いことはないやや高い
4完全硬直陰茎は完全に硬く、硬直している低い
  • グレード0~2:ED(洞不全)と考えられ、治療が必要です。
  • グレード3 :挿入は可能ですが、性交に満足できない場合はED治療が検討されます。
  • グレード4:正常な硬さであり、治療の必要はありません。

ED治療の治療薬について

以下のような比較表にまとめました。

薬剤シルデナフィルバルデナフィルタダラフィル
種類
発売時期1999年2004年2007年
薬品名バイアグラレビトラシアリス
製薬会社ファイザーバイエル薬品日本新薬
服用タイミング性行為の1~3時間前性行為の1~3時間前性行為の1時間~1日半前
最も効く時間内服後約1時間内服後約1時間内服後約2時間
性的刺激陰茎刺激が必要陰茎刺激が必要陰茎刺激が必要
食事直後影響を受けやすい(適当な時が推奨)影響を受けやすい(適当な時が推奨)影受を受けにくい
飲酒飲みすぎは効果低下飲みすぎは効果低下飲みすぎは効果低下
副作用頭痛、ほてり、鼻詰まり、視覚障害頭痛、ほてり、鼻詰まり、消化不良頭痛、ほてり、筋肉痛、腰痛
薬剤費1錠 約1,300円前後1錠 約1,200円前後1錠 約1,500円前後
調剤費1処方せん 約800円前後1処方せん 約800円前後1処方せん 約800円前後

主な治療薬

シルデナフィル(バイアグラ)

シルデナフィルは、ED治療薬「バイアグラ」の有効成分で、服用後30分で1時間で効果が現れ、約4時間持続します。食事の影響を受けやすいため、一時的な服用が推奨されます。

治療実績

世界中で数千万人が使用し、臨床試験での有効性は約70~80%と報告されています。

米国の臨床試験では、100mgのシルデナフィルを摂取した患者の74%が性交の成功率を改善したとの結果が出ています。また、40mg/dL未満のテストステロンを持つ男性でも改善が見られましたあります。

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バルデナフィル(レビトラ)

バルデナフィルは、ED治療薬「レビトラ」の有効成分で、服用後約30分で効果が現れ、5~10時間持続します。食事の影響を受けにくく、即効性が特徴です。食事の影響を受けにくいため、食事のタイミングを気にせず摂取できます。

レビトラは、ドイツのバイエル薬品が製造したED治療薬で、日本では2004年に販売開始されました。有効成分はバルデナフィルで、血流を改善して勃起を助けます。バイアグラに比べ効果発現が早く、食事の影響を受けにくいのが特徴です。2021年11月に販売中止となり、現在はジェネリック医薬品のみ販売されています。

治療実績

臨床試験では、10mgおよび20mgのバルデナフィルで約80%の有効性が確認されています。

日本での臨床試験では、レビトラ10mg摂取群の81.6%、20mg摂取群の85.4%で性交が成功したと報告されています。レビトラは即効性が高いため、即時効果を求める患者に特に適していますあります。

タダラフィル(シアリス)

タダラフィルは、ED治療薬「シアリス」の有効成分で、服用後1~2時間で効果が現れ、最長36時間持続します。食事の影響を受けにくく、長時間効果が持続するため、自然なタイミングでの性行為が可能です。

治療実績

長時間36時間の効果が特徴で、臨床試験での成功率は約85%。

世界50か国以上で使用されており、日本国内でも多くの治療実績があります。200mgのタダラを服用した患者の80%以上が性交満足度を向上させたとする研究結果があります。機能のため自然なタイミングでの性行為を可能にします。

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ED治療薬は種類や用量によって効果に違いがある

薬剤効果発現時間 (vs プラセボ)成功した患者の割合失敗した患者の割合
バイアグラ50mgデータなし
バイアグラ100mg14分 (p<0.0343)34.8%65.2%
レビトラ10mg10分 (p<0.025)21%79%
レビトラ20mg11分 (p<0.025)23%77%
シアリス10mg30分以内で差なし
シアリス20mg16分 (p<0.012)15.7%84.3%

バイアグラ、レビトラ、シアリスはいずれも性行為の約1時間前に投与が推奨されていますが、効果発現時間には違いがあります。

レビトラ10mgは10分(成功率21%)、レビトラ20mgは11分(成功率23%)で、3剤の中で最も早く効果が現れます。

一方、シアリス20mgは16分(成功率32%)、バイアグラ100mg(未承認) )は14分(成功率34.8%)と比較的早い効果発現を示します。

ただし、成功条件に違いがあり、レビトラとシアリスは4回中1回以上の成功を基準とする方、バイアグラはバイアグラは8回中1回以上の成功を成功とし、また、短時間での効果発現には個人差があり、かなり高い成功率を得られるわけではありません。 正確なタイミングを見つけることが重要です。

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ED治療薬を服用できない人は?

併用禁忌薬剤の使用

硝酸剤(ニトログリセリンなど)や一酸化窒素(NO)補助剤、アンカロン(アミオダロン)などを服用中の方は、これらの薬剤とED治療薬の併用が禁忌とされています。 。

特定の抗不整脈薬の使用法

レビトラ®錠(バルデナフィル)については、CYP3A4を強力阻害する薬剤(例:ノービア、クリキシバン、レイアタッツなど)や、クラスIA(キニジン、プロカインアミド等)およびクラスIII(アミオダロン、ソタロール等)の抗不整脈薬との併用が禁忌とされています。

特定の既往歴や健康状態

  • 心血管系障害:性行為が不適当と考えられる心血管系障害を有する方。
  • 最近の心筋梗塞:過去6か月以内に心筋梗塞を発症した方。
  • 血圧異常:低血圧(90/50mmHg以下)や高血圧(170/100mmHg以上)の方。
  • 最近の脳卒中:過去6か月以内に脳梗塞や脳出血を発症した方。
  • 体重の肝障害:肝硬変などの体重の肝障害を有する方。
  • 網膜色素変性症:進行性夜の睡眠を伴う網膜色素変性症の方。

これらの条件に該当する場合、ED治療薬の服用は避けるべきとされています。 服用を検討する際は、必ず医師に現在の健康状態や服用中の薬について詳細に伝え、適切な指導を受けることが重要です。

ED治療の治療の流れ

ED(勃起不全)の治療は、以下の一般的な流れで進みます。

  1. 受付:医療機関の受付で診察申込書を提出し、ED治療を希望していることを伝えます。
  2. 問診票の記入: 過去の症状、現在の健康状態、服用中の薬剤などを詳しく記入します。
  3. 診察:医師が問診票を基に、EDの原因や重症度を評価します。必要に応じて、血圧測定や血液検査などの基本的な検査が行われることもあります。
  4. 治療方針の決定と処方: 観察の結果に考察、最適な治療法が提案されます。 多くの場合、PDE5阻害薬(バイアグラ、シアリスなど)の処方が検討されます。 、服用方法についての説明が行われます。
  5. 薬剤の受け取り:院内処方の場合、診察室で薬剤師から直接薬が手渡されます。院外処方の場合は、処方箋を持って調剤薬局で受け取ります。
  6. 会計:ED治療は保険適用外のため、診察料やお薬代は自己負担となります。
  7. 終了: 次回の診療や注意事項について説明を受けて、治療が終了します。

EDにならないために予防策はある?

ED(勃起不全)の予防には、以下の生活習慣の改善が効果的です。

栄養バランスの良い食事

亜鉛やシトルリン、DHA・EPAなどを含む食品を積極的に摂取し、塩分の高い食事は控えましょう。

暴飲暴食の回避

高カロリーな食事は高血圧や糖尿病のリスクが高く、EDの原因になります。

定期的な運動

適度な運動は血流を改善し、男性ホルモンの分泌を促進します。

十分な睡眠

質の高い睡眠はホルモンバランスを整え、性機能の維持に役立ちます。

ストレス管理

疲労なストレスはEDの一因となるため、正しい方法で解消しましょう。

過度な飲酒は厳禁

過度の飲酒は性機能が悪くなるため、節度を持った飲酒を心掛けてください。

禁煙

喫煙は血管を狭め、EDのリスクを高めます。

 

これらの生活習慣の見直しにより、EDの予防・改善が期待できます。

勃起不全治療薬(PDE type5阻害薬)の効果がない場合ってどんなケース?

PDE5阻害薬(勃起不全治療薬)の効果が示されない場合、以下が考えられます。

性的刺激の不足

これらの薬剤は性的刺激があって初めて効果を発揮します。性的興奮や刺激が考えられると、薬の効果が現れません。

飲酒の影響

飲酒自体はPDE5阻害薬の効果に直接影響を与えないとされていますが、アルコールの摂取により性中枢が抑制され、勃起機能が低下する可能性があります。

摂取タイミングの目安

一般的に、性行為の1時間前の摂取が推奨されています。タイミングを見つけることが重要です。

食事の影響

特に脂肪分の多い食事の後に服用すると、薬の吸収が遅れ、効果が弱くなることがあります。 バイアグラは食事の影響を受けやすく、レビトラやシアリスは比較的影響を受けにくいとされますいます。

副作用の影響

ほてり、頭痛、動悸などの副作用が気になる場合、性的興奮が抑制され、薬の効果が十分に発揮されないことがあります。副作用が強い場合は、医師に相談し、用量の調整や他の薬剤への変更を検討してください。

用量の不足

初回は低使用量から開始することがありますが、効果が慎重な場合は、医師の指導のもとに適切な用量に調整することが必要です。

 

効果が得られない場合は、自己判断せず、医師に相談して適切な対応をとることが重要です。

薬剤投与以外のED治療とは?

ED(勃起不全、勃起障害)の治療は、薬剤を用いる方法だけではありません。体質やライフスタイルによっては、薬剤以外の治療が効果的である場合もあります。

ED治療における薬剤以外の選択肢

1. 心理療法

EDの原因が精神的なストレスや不安、過去のトラウマによるものである場合、心理療法が効果を発揮することがあります。心理療法では、以下のようなアプローチが取られます:

認知行動療法(CBT)

ネガティブな考え方や行動を見直し、ポジティブな思考パターンを育てます。

カウンセリング

性生活やパートナーシップに関する悩みを専門家と共有し、解決策を探ります。

2. 生活習慣の改善

生活習慣がEDの原因になっている場合、改善することで症状が緩和されることがあります。具体的には以下の方法が推奨されます:

適度な運動

血流を促進し、心血管機能を向上させます。

バランスの取れた食事

高脂肪食や加工食品を避け、野菜や果物、良質なタンパク質を摂取することが重要です。

禁煙・節酒

喫煙や過度な飲酒は血流障害を引き起こし、EDのリスクを高めます。

十分な睡眠

睡眠不足はホルモンバランスを乱し、性機能に影響を与えることがあります。

3. 骨盤底筋トレーニング(ペルビックフロアエクササイズ)

骨盤底筋のトレーニングは、ED改善に効果があるとされています。特に、ケーゲル運動(骨盤底筋を意識的に収縮させる運動)は、勃起力を高めるだけでなく、尿失禁の予防にも役立ちます。

補助的治療法

1. 真空勃起補助具(ペニスポンプ)

真空勃起補助具は、陰茎周辺の血流を改善し、一時的に勃起を促す装置です。使用後に特殊なリングを装着することで、血液を保持し勃起状態を維持します。

  • メリット

薬を使わないため副作用が少ない。

  • デメリット

機器の使用に慣れが必要。

2. 衝撃波治療(Low-Intensity Shockwave Therapy: Li-ESWT)

低強度の衝撃波を陰茎に照射する治療法で、血管新生を促進し血流を改善します。近年注目されている非侵襲的な治療法です。

  • 効果

血管性EDに有効。

  • 注意点

保険適用外の場合が多く、費用がかかる。

3. 外科的治療

重度のEDや他の治療が効果を示さない場合、外科的治療が選択肢に入ります。

  • 陰茎プロテーゼ挿入術

シリコンや流体を使用した人工的な装置を陰茎に挿入します。

  • 血管手術

血流障害が原因の場合、血管を修復する手術を行うことがあります。


どの治療法を選ぶべきか?

薬剤以外の治療法は、多様なニーズに対応しています。しかし、治療法の選択には医師の診断が必要です。症状の原因や重症度、個々のライフスタイルに応じて最適な方法を検討しましょう。

まずは専門医に相談し、自分に合った治療法を見つけることが大切です。

当院のED治療について

当院では、オンラインでもご処方可能なED外来(自費診療)を開設しております。

薬剤1錠10錠20錠
①バイアグラ ジェネリック50mg800円7,500円14,000円
②レビトラ ジェネリック10㎎1,300円12,500円24,000円
③シアリス ジェネリック20㎎
1,200円11,500円22,000円

※税別価格です

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